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【つくも君の釣り】は、熊本の天草を中心に、トレーラブルボート[NEO390]での釣行記録。 ブリ、鯛、イサキ、ガラカブ、クロ(メジナ)、キス、タコ等,釣れるものは何でもOK 釣りの基本はボートの掛釣り(ウキ流し釣り)最近は鯛ラバ・インチクも・・・・・・・・ ボート、トレーラー、船外機の偽装やメンテナンスも・・・。 |
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2008年5月6日:トレーラーのテールランプ交換 ![]() テールランプがひび割れしていたので、近所の店に注文していた。 先週入荷したとの連絡を受けていたので、昨日受け取った。 今日確認したが、今ついているテールランプと見た目は同じ。 いやー、このランプを手に入れるのは苦労しました。 今回は、防水タイプを手に入れようとメーカーのホームページで見てみた。 ところが、つくも君のトレーラの型式がない。 そこで、メーカーにメールで問い合わせた。 「マリンモーター特別仕様は、**と同じで良いです。 適合表を見てください。 ちなみに、テールランプの型式は、TG113ですよ」 そこで、適合表を見てみると、今度は教えてもらった、TG113がない。 そこで、再度連絡し、載っていないというと、 「型式が変更になりました。記載されている防水タイプはTG040であるが、 現在製作していません。形状がまったく同じなので、TG113を使ってください」 防水型が無ければ、またすぐに駄目になるに決まっている。 だったら、たのメーカーの防水タイプを取り付けよう。 そこで、そのメーカーにメールで問いあわせ。 「他社製のトレーラに取り付けられるかどうかはわかりません」 (これはもっともな答え) 「取り付け寸法はここを参照してください」とアドレスが。開いてみると、 写真が載ってるだけ。 これじゃ、取り付け寸法が合うかどうかわからん。 取り付けプレートも一緒に購入すればつけられそうだが、今のプレート を外すと、ナンバーとかナンバー灯・バックライトも外れそうで、結構大 掛かりな改造になりそうだ。それに配線コネクターも合うかどうかわから ん。 で、結局、トレーラーメーカの写真の 防水コネクター付 非防水テールランプになってしまった。 これを防水タイプに改造するために、しばらく頭使いそうだ。 「防水型でない場合は、中の金属部にグリスを塗るといいですよ」 と教えてもらいました。そこでランプ内の金属部にグリスを充填して、 テールランプを交換しました。 ![]() 前回の釣りでは、ひび割れしているテールランプが水没しないように、 トレーラーをスロープにセット。 それからボートを移動。風に流され、しかもトレーラへの進行方向に 大きな藻があるため、急旋回を繰り返しているうちに、潮が満ちてきて、テールランプは完全に水没。帰り際にチェックすると、 3分の2まで水がたまっている。カバーを外して、水に抜きし、ランプ点灯に問題ないことを確認して、帰宅した。 今日、テールランプを外してみた。ランプの内部から外側のカバー 部まで、シリコンシーラントでコーキングしていたので、ナイフで少 しずつ切りながらの作業だ。 シリコンシーランとでバルブの金属部をシールしていたが、内部はな んとなく湿っていた。そして、ソケット部は、錆び付き、ランプ交換 もできない状態。 そこで、両方のテールランプを交換する事に決定。 ![]() ランプがきれいになると、気持ちがいい。若干グリスが透けて見えるが、 まあ良いだろう ![]() ついでに、カバーに錆が出ていたポジションランプも分解清掃、グリス充填。ランプを外したら、ランプの接点が腐食で切れたため、LEDランプに交換。 ここで問題が、発生。テールランプ交換し、グリスを充填した。 グリスは、耐水性・耐熱性でモリブデングリスを選んだ。 ところがもっとも重要な事を忘れていた。 金属部にグリスを充填するが、電気抵抗が少ないと、漏電またはショートしてしまう。 そもそも、グリスは、オイルに何かを混ぜて、粘度を高めている。モリブデンを入れたのが、モリブデングリスらしい。モリブデンが耐熱性が良いため、金属同士をかじりを防いでくれる・・・・って書いてあったが良くわからん。 そこで、モリブデンの電気特性を調べてみた。 電気比抵抗は、57.8nΩ・m(at27℃)だそうだ。 気になるのは、Ωの前のnの文字。これってもしかして、ナノのこと。ナノって確か10のマイナス9剰。 だったらほとんど抵抗がないって事だから、電気を簡単に通すという事になる。 で、鉄が100nΩ・mらしい。 モリブデンは鉄より電気を通しやすい。 これだと、テールランプに充填すると、完全にショートするはずだ。 でも、家で試験したときには、ショートすることなく、テールランプは正常に点灯した。 モリブデンがオイルに混ざった状態だから、モリブデングリスは、電気を通さないのか、それとも少しは漏電しているのか? テスターで抵抗を測ってもらったらほとんど無限大らしい。結局、モリブデングリスは電気を通さないから、結果的にOKだった。 ついでに耐水性能を確認したくなった。 そこで、先日テールランプに充填したモリブデングリスとマリン用グリスの耐水性を確認した。 ![]() 写真は、マリン用グリスで、ステアリングシステムやトレーラのホイールベアリングにも使用可能と書かれている。 ![]() このグリスと、モリブデングリス(黒)をペットボトルに付けて、水中に沈めた。 結果は、どちらも溶出してこない。 当然の事だが、グリスはオイル、「水と油」だから混ざるはずは無い。水面に油膜が出る事も無い。 水中で、軽く振ってみたが、結果は同じで、グリスの形状が崩れる事も無かった。 グリスの耐水性は、スゴイ。 考えたら、トレーラのホイールベアリングは、水中で回転する箇所をグリスで防水しているわけだから、耐水性はたかいのだ。 ![]() マリン用グリスとモリブデングリスの耐水性を確認するために、昨日より、水中に沈めていた。 約30時間後に、取り出してみた。 形状・粘度に大きな変化は見られない。 水中で、振ってみたが、グリスがはがれたりする事は無かった。 水面に油膜が浮かんでいないかを確認したが、油膜は見出せなかった。 やはりグリスの耐水性はスゴイ。 実際、テールランプの水没時間は、5-10分程度なので、 テールランプの金属部にグリスを塗っておけば、防水性能はかなり高いという事ができると思う。 |