【つくも君の釣り】は、熊本の天草を中心に、トレーラブルボート[NEO390]での釣行記録。
ブリ、鯛、イサキ、ガラカブ、クロ(メジナ)、キス、タコ等,釣れるものは何でもOK
釣りの基本はボートの掛釣り(ウキ流し釣り)最近は鯛ラバ・インチクも・・・・・・・・
ボート、トレーラー、船外機の偽装やメンテナンスも・・・。
スタビライザー Mail to me 釣りブログ 一眼ライフ
スタビライザー取り付けの経緯

 NEO390はスタンヘビーと言われているみたいです。 私のボートの場合は、2ストエンジンですから、4ストに比べて数十キロは軽くなります。 その為、スタビライザーは必要ないとのことでした。確かに、エンジンを吹かせたときに前方があがりますが、難なく滑走することができています。しかし後方にガソリンタンクの予備をおいたり、後ろの座席に二人座ると滑走しません。そこでスタビライザーを取り付けることにしました。
それと、波がある時には、スタビライザーが効いて、安定した走りをするように感じました。私の場合、ちょっとの波でも影響を受けて、底を強くたたく状態となります。どちらかと言うとこの波たたきの改善が主目的かもしれません。

スタビライザー選定


 スタビライザーは1万円前後かそれ以上です。ちょっと取り付けて様子を見るのには高価すぎます。自作してみようと思い、ステンレスの板などで検討しましたが、結局、微妙な角度が影響しそうなので、あきらめて購入することにしました。 このシリーズは、25馬力までと30馬力以上のふたつのタイプがあります。大きい方が滑走までの時間は早まりそうですが、滑走後は抵抗がありすぎてトップスピードが落ちるような気がします。結局、30馬力なので、30馬力以上のタイプを購入するのが無難と思い、それを購入しました。

購入したものは、
「ハイドロフォイルスタビライザー」です。
メーカーの説明では
1.スタート時に、プレーニングと加速が速くなります。
2.ボートの安定性が増し、操縦性も良くなり、コーナーリング性能も改善できます。
艇によっては燃費も10?40%節約でき、トップスピードが10-20%アップします。


スタビライザーの取り付け 

 写真は、実際に取り付けたところです。キャビテーションプレートに穴を4個あけなければならないのですが、スタビライザーが正面を向いているかどうかの確認は結構難しいです。そこまで気にする必要はないのかもしれませんが・・・。とにかく合わせてみて、穴を開けて、取り付けました。取り付けてみると、結構大きく感じます。ボートを艤装やメンテナンスをするときに、足をぶつけそうです。

 






スタビライザーの評価

実施に走行してみての感想です。
1 滑走はさすがに早い。
2 低速運転でも前があまり上がらなくなった。
3 波の叩きは非常に少なくなり、スムーズ。

ですがここで問題が発生。スピードが極端に落ちます。
チルト調整で調整してみると以下のような結果に。

1 チルトを下げるとスピードが落ちが、波のたたきが無くなる。
2 チルトを跳ね上げるとスピードは出るが、波のたたきがひどくなる。

実際の走行スピードは、
スタビライザー無し:40(km/h)
スタビライザーあり:30〜40(km/h)(チルトの位置による)
となります。

現在は、
・波が無いときは、チルトを上げる(スピード優先)
・波が高いときは、チルトを下げる(波きり優先)
という風に活用しています。