【つくも君の釣り】は、熊本の天草を中心に、トレーラブルボート[NEO390]での釣行記録。
ブリ、鯛、イサキ、ガラカブ、クロ(メジナ)、キス、タコ等,釣れるものは何でもOK
釣りの基本はボートの掛釣り(ウキ流し釣り)最近は鯛ラバ・インチクも・・・・・・・・
ボート、トレーラー、船外機の偽装やメンテナンスも・・・。
ヒッチメンバー
取付
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普通乗用車のセダンで、ボートトレーラーが牽引できるのかと不安に思い、あっちこっちのホームページを参考にし、また、メールで教えてもらいながら、決断しました。トレーラブルボートに加えて、その上、牽引車まで買い換えは、なかなかできませんでしたので・・・・・・


牽引車とヒッチメンバー

トヨタのクレスタ(2000cc)でボートトレーラーを牽引できるどうか不安でしたが、車検証の書き換えは、書類代程度でできるとの情報がありましたので、とりあえず、車検証記載変更をすることにしました。 牽引能力は750kg、制動装置付きの場合は1500Kgまで可能と記載されていました。
NEO390は軽トレーラで牽引します。軽トレーラーの積載は最大350kgでトレーラーの重量を合わせても、最大500kg程度になります。クレスタで最大1500kg牽引可能と言うことであれば、NEO390の牽引は、車検証上では、余裕があります。
 しかし、ヒッチメンバーを取り付ける場所が問題です。牽引することを前提にして、車の構造体を設けている車であればよいのですが、クレスタは、牽引することを考慮されていません。クレスタなどの普通乗用車は、薄い鉄板を折り曲げて車体の強度を持たせていますので、ヒッチメンバーを取り付ける場所がありません。
ヒッチメンバーメーカのsorexなどに問い合わせをしましたが、クレスタには付けられませんとの回答です。Sorexなどの車体の両端の構造部に取り付ける方式では、取り付けることはできません。
 トキワでは、トランク下部のスペアータイヤハウスとトランクの垂直面を利用して、鉄板で挟み込むことで強度を持たせることにしています。Sorex製等では、車幅と同じくらいの横バーがありますが、トキワ製はそれがありません。見た目はすっきりしています。強度的には、見た目は弱々しく感じられます。実際の強度はわかりませんが、現在までsorexの普通トレーラboat14FでアカシヨットED380、軽トレーラでNEO390を合わせて20回以上になりますが、問題なく牽引しています。熊本市から牛深市までの往復300km、特に本渡から牛深までは山越えの道路もあります。途中高速道路(80km/h制限)もあります。牽引後にヒッチメンバーのガタツキなどを点検していますが、結構頑丈みたいです。


ヒッチメンバー取り付け

当初は、車の整備工場に取り付けを依頼する予定でした。ところが、メーカーの工場の人から電話で、取り付ける準備ができたら説明しますので、電話してくださいとのことです。「これって自分で取り付けろということか」と考えを新たにし、工賃も??万円かなと貧乏根性が出てしまい、言われたとおり、黒色のスプレーペンキ、13mmの電気ドリルの刃を購入しました。 準備が完了して、電話しますと、
・取り付け部を車のセンターにセットし、黒ペンキをスプレーし、ボルト穴の位置決めをすること。
・トランク下部のタイヤハウス側を締め付けていき、最後にトランク垂直部をしめること
等丁寧に教えて頂きました。途中で、取り付け方がわからず、再度電話し、確認しながらの作業でした。
トランク下のスペアタイヤハウスに、13mmの穴を、3ヶ所、9ヶ所、3ヶ所の穴を電気ドリルで開けました。その後トランク垂直部に1ヶ所。全部で何カ所? 車に13mmの穴を開けるときは、めちゃくちゃ大きな音が出ます。それを、ひーふーみー・・・っと、16ヶ所も。10年目の車だからこそできる事ですよね。新しい車だったらとてもできません。壊れたら中古車センターに直行しようと考えながら穴あけしました。
   本体を取り付けほっとしました。後は配線だけだと思い始めようとするとこれが意外と大変です。 トランクの内側のカバーを全部取り外すと、配線が見えてきますが、どれがどの配線かがわかりません。ランプ類を外し、つながっている配線の色を確認し、分岐金具で一本ずつつないでいきます。その後ランプを取り付けて、トランクカバーを付けて・・・・。
 最後にトレーラをつないで、ランプ確認して終了です。1ヶ所分岐金具の接触不良でした。再度ペンチで挟み込み無事完了。
以上必要時間は、あれこれ考える時間と電話したりしたため、約10時間かかりました。


Nドローバーを取り付けたところ。
ヒッチボールが黒く見えるのは、グリスを塗っているからです。
車高が低いため、結構高く上がっていることと、後方に長く伸びています。 軽トレーラーでneo390を牽引する場合、ジャックナイフが怖いので、ドローバーが長いことは、結構ありがたいことです。
 その分、たわみがあるのか無いのかは分かりませんが、走行中、道路に凹凸があると、後方に引っ張られるような現象が出ます。これは、牽引車がセダンの場合、出るみたいで、ヒッチメンバーの形状が原因ではないかもしれません。
改造その2

ドローバーを外したところ。
バンパーのまるい穴は、トランク垂直部のボルトを締めるために開けましたが、結局使用せず、開けなくても良かったものです。
配線アダプターが、最も低くなります。これは、斜めになっているため、写真の後方は更に低くなり、地面にこすり、削れています。そのため、金具を取り付けて、高くしています。
改造その2

下からの写真。
ナットは全てダブルで止め、緩まないようにしています。 取り付けから1年半くらいの状況です。 結構さびが来ています。
さび止めが必要ですね。